はぶ?

id:nobody:20031230#1072752660 さんのアートを受けて、諸説ある、という中の、私(おうる)の知る「一説」をここに記しておく。その理由として、私(おうる)の知る説の「典拠」は(将来的にはともかく)現在は容易に参照できない状態にあるからということも関係している。
「三人泣きばやし」という(少々薄気味の悪い)童話の一編に記されていたところによると、「村八分」の「残り二分」は「火事と弔い」だそうだ【追記】知泉」(http://tisen.jp/)に同じような内容が記してあった。しかもこちらの方が遥かに詳しい。)。ただしこのお話の中での解説には続きがあって、火事の場合でも延焼の危険がない場合は放っておかれるし、死びとが出ても疫病などでなければやはり放っておかれる、というような内容であったと記憶している。
「その状態」を表現する語彙として「仲間はずれ」ぐらいしか知らなかった中学生の私が、当時つきあっていた彼女から聞いた「ハブンチョ」あるいは「ハブ」という言葉は少なからず私(おうる)に鮮烈な衝撃を与えた。(まあそのときは、「ああおんなのこってたいへんなんだなあ」ぐらいにしか思っていなかったかもしれないのだけど。) だから私(おうる)は今でも「HUB」という言葉を耳にしたとき、それが「繋ぐ機器」であるにもかかわらず「仲間はずれにする」イメージが連想されてしまうのだ。
後半はどうでもいい話だった。