実害なしでも諸手を挙げては喜べない気分

昨日の「日記書けなかったりする障害」は、「どうもおかしいな」と思った時点ですかさず編集中の文章をテキストエディタへとコピー&ペーストし保存したため、消失は無し。勿論、過去に入力済みの日記に関してはすべて無事だったようだ。「設定」メニューの一番下「日記のダウンロード」機能は生きていたため、念のため保存。多少手間がかかるが、万が一全消失というような事態が発生しても文章の復元は一応可能だろう。
問題は画像…ということになるが、私(おうる)が確認したところ、9月10日、14日の画像、計2枚だけが消失、あとは無事のようであった。
私(おうる)はこの「はてなダイアリー」に掲載する用の画像をすべて編集済み状態でもってローカルに保存している。勿論、携帯画像などにおいて一部それができないものもある。そういったもの以外はすべて保存。ただし、他の Web素材と一緒にしてあるので、どの画像を使用したのかについては正確にはわからない。文章の雰囲気と、タイトル・内容から推定することとなる。
今回消失したのは 2枚ともヨーグルトの写真。すぐさま再アップロードした。従って今回は消失無し。
臆病で心配性で疑心暗鬼、も、たまには役立つようだ。…とはいえ、今回より損失が遥かに大きかった場合、素材がすべて手許にあるというレベルに於いて「復元可能」であったとしても、果たしてその労力を厭わずにおれるか、果たしてそれほどの価値のあるものを書いているのか…と考えると、せっせとデータを保全しながら書いていくという作業がほとんど無駄なのではないかというツッコミを受けた際に、「そんなことはないです」と自信を持って首を横に振れるかどうか、甚だ疑問なのである。



通常の、一から構築している WebPage であれば、ローカルに全く同じものが常に存在することになる。よほどのことが起きたり、最後の最後でついうっかりというようなことがない限り、ネット上とローカルの両方のデータが同時に死亡する確率は非常に低い。「Web日記サービスは手軽で簡単」という先入観は私(おうる)の場合もうぼちぼちと崩壊した。制約が大きいし、設定に凝ればその手間は通常のサイト構築とさしてかわりの無いものになってゆく。そしてなにより、データが 1箇所にしか無いというリスク。
私(おうる)が現在「はてなダイアリー」に期待しているのは、主としてそのコミュニティ機能に関してである。こればかりは、いくら個人が努力していったところで到底敵うものではない。