なかなかきがぬけないので

この夏場の「水太り」を、そろそろなんとかしなければならない。このまま喰うにまかせて「食欲の秋」に突入してしまうと、本気でウェスト周りに「Myうきわ」ができてしまう。流石にそれだけは避けたい。だが、まだ暑さの残るなか、碌に運動もせずにできることといえば総摂取カロリーのコントロールぐらいのものだ。それでも何もしないよりはマシ、ということで、ノンカロリーを標榜するダイエットペプシ・レモンツイストなどをなどを購入したりする日々。(←え、「他の目的があるのだろう」って? …さあどうだか。)
私(おうる)はキツい炭酸はあまり得意ではない。だからコーラも、気が抜けたもののほうが好きで、わざと蓋を開けっぱなしにしておいたりする。正統派コーラファンにはあまりに異端的な飲み方に映るかもしれないが、この「気を抜いたコーラ」、実はマラソン選手がスペシャルドリンクとして使用したりすることもあるという。周囲に聞き渡してみると、程度の差こそあれ、気の抜けたコーラが好きという人も予想外に多い(という気配)。
しかしながら、である。この、コーラの気を抜くという作業、意外と難渋させられる。二酸化炭素の水に対する溶解度は温度の上昇とともに低下するから、すみやかに気を抜くには温めればよい。勿論、瓶を振るなどの刺激を与えてやることも有効な方法。だからといって、普通にこれらのことをやれば「ブシュッ」という威勢のよい音とともにあたり(半径 1〜 2m)がとんでもないことになること請け合い。室温で瓶の蓋をゆるめておくだけではなかなか炭酸は抜けてくれない。ボウルなど口の広い容器にあけておけば抜けるのも早そう(いっそのこと鍋にあけて煮る、という手も………)だが、あまりに手間である。そこまではしたくない。
何か、簡単ですみやか、且つ、自分や周囲に被害の及ばない、勿体なくない炭酸の抜き方。そんなものは、無いのだろうか。
…無いだろうなぁ。やはり、キャップをゆるめて冷蔵庫で一晩放置、というのが、結局のところ一番簡便な方法であったりするのだろう。つまらないけど。よしんば非常にすぐれた方法を開発しても、伊東家さえ相手にしてくれないだろう。
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