ROOT BEER (なぐる詩人の会関連)

owl2003-08-29

ルートビア。俗に「サロンパスドリンク」と称される、独特の香りを有する刺激性炭酸飲料。「beer」という名称なれど N/A
今は昔の高校時代、何故か炎天の熊本市。熊本城など 見学 見物ののちに入ったソフトクリーム屋さんにそれはあった。先輩OB が嬉しそうに勧めるままひとくち含んだ私(おうる)の喉を、液体のサロンパスが駆け抜ける。そのとき私(おうる)があげた声は、多分活字にはできないであろう。とりあえず感想を求められて「これは…罰ゲームに最適ですね」というとその先輩OB「そんな勿体ないことするわけなかろう。飲みたくない奴になんかやらん。俺が飲む。」再度驚愕。
JR蒲田駅東口から徒歩 0分の酒屋さん「樽屋」でフレーバード・コントレックスを求めていたところ、この(トラウマティックな)思い出の味覚と久々の邂逅。(そういえば当時 飲んだ 飲まされた のも「A&W」のものだったような気がする。)
なぐる詩人の会」のためにと、購入決定。あの過激な風味がヨーグルトと意外に合うのではないかとの予想。
しかし、予想外の点があった。それは、天を貫くほどに思えた ROOT BEER の味が、いまや私(おうる)の喉にそれほど過激なものとしては迎えられなかったということである。なにかこう、比較的美味しく頂いてしまっている自分に気付く。いやむしろ、甘ったるい…?
ヨーグルトにも混ぜてみた。なんだか普通に飲めてしまう感じ。独特の香り(サロンパス臭?)もヨーグルトで中和され、輪をかけて飲みやすくなってしまったかも。
私(おうる)が所属していた合唱部では、酒タバコは勿論のこと(つーか高校生だってばよ)、炭酸飲料も禁止となっていた。喉に無用の刺激を与えてはいけない、という理由からであった。炭酸飲料が本当に喉によくないかどうかは正味な話、定かではないのだが、もともと私(おうる)はそれほど好きではなかったこともあり、部長という要職であったこともあり、炭酸飲料はほとんど飲まなかった。そういう事情を割り引いても、あのときのあの驚きは何だったんだろう、と思わずにはいられない。



なお、ROOT BEER には「A&W」のほかに「DAD'S」のものも比較的よく見かける。こちらはやや味が「濃い」印象、ただ、「サロンパス感」(…?)は A&W のほうが強い気がした。