こたえ
- 2人が同じ速さだったとするならば、
- 1 → 2 → 3 と移動したじゃーぽ君のほうが
- 1 → B1 → B2 → B3 と移動したカール君よりも
移動距離が短いぶんだけ先にゴールした。
- 東京タワーは跳ぶことができないから、1cm でも跳躍できれば東京タワーよりは高く跳ぶことができる。
- 1時間半は 90分だから所要時間は他の区間と変わらない。
- 「口(くち)」。漢字の画数は「三画」、形状は「四角」。
- ポニカちゃんは「半分擦る(こする)?」と訊いた。
- あなた自身。
それぞれの問題の問題点など。
- 常識的に考えれば階段を上るより下るほうが遥かに速いに決まっている。これを同じ速さと仮定するのには無理がある。
LTP としては、日本語の階数呼称に「ゼロ階」(=Ground floor)が無いことを利用した定番トリック。類例としては、西暦ゼロ年やゼロ世紀が無いことを利用した問題もあるが、これは日本語の問題というよりは数学の問題だ。
(階数問題という括りでは「2階に上がるのと4階に上がるのと、労力は何倍?」というようなタイプのトリックもあるので、国語の問題(百歩譲って論理学の問題)とはちょっといいにくい。)
なお、基準値に関わる問題としては「人一倍」問題*1もある。 - きわめて有名な問題だが、「毎日嘘をついて人を困らせている」の件りは蛇足以外の何者でもない。このフレーズが入っていることにより、杏さゆりが答えた「いつも嘘ばかりだからこれも嘘」を正解としなければならない。福井謙二アナの「それでは問題にならない」というツッコミのほうが屁理屈。放送作家は猛省するべき。
- こんな問題でも注意力の散漫さとか算数・数学に対する「苦手意識」を見る指標ぐらいにはなることがあるかもしれない。逆に難しく考えて哲学領域へと没入してしまう人がごくまれに出現する定番小学生クイズではある。
- スクリーニングが甘いので良問とは言えないが、解けなかった私(おうる)が何を言っても負け惜しみになるのだろう。でも、屁理屈だとのそしりを免れない。この問題の出来の悪さは、正解発表のあとの気まずい雰囲気がよく物語っている。
- くだらない(こすろうがこするまいが、なんら困るところがないから、はっきり言って引っかけ問題になっていない)が、特に問題はない。まあおもしろい。
- 最低の糞問題。何故なら、正答とされている解答以外にも、いくらでも条件に合致する解答が存在するからである。(以下、くだらない屁理屈はまあともかくとして、太字のものについて否定できるだろうか?)
- 法律上の兄弟姉妹でない場合
- あなたは犬髪家の飼い犬
- 犬髪家はしばしば人外を産出する忌まわしき家系だった
- 死産。若しくは、生まれたが人間の体をなしていなかった
- 「犬」と「髪」と「家」からなる一族だった。つまりあなたは犬と髪の間に生まれた「家」であって、人間ではない
- あなたはシャ○双生児だった
- あなたは養子
- 父親が生まれた ×年×月と、母親が生まれた △年△月 の「間」の ○年○月に生まれた人、あなたにとっては叔父さんなど
- その豪邸には「父親と母親の間」と呼ばれる部屋がある
- 父親と母親の間に生まれたことになっていただけで事実は違った
- あなたは父親と母親の間に生まれた発明品
- 「あなたの兄弟」や、「姉妹ではない人」が、いた。つまり、兄弟がいた。
- 「というのにあなたの兄弟や姉妹」という名前ではない人がいた。
- 既に死んだ兄弟姉妹、またはあなたが既に死んでいる
- というか死ねばいいのに。
- 以上のように、私(おうる)が解けなかったひがみが存在した。
*1:ここでの「1倍」は「×1」ではなく「+1unit(上乗せ)」である。だから明治以降の言い方で言い直せば「2倍」にあたる。