山手線一周、歩いて繋ぐ。

owl2006-09-05

小学生のとき「山手線各駅停車の旅」をしたことがある、というのは、どこかにもう書いたかもしれない。夜中、山手線を踏破する大会があるらしいとも聞いたことがある。自転車で一周する話はわりとよく聞く。
勿体ないじゃないか。一気に回っちゃ。
そこでです(©中村勘三郎)。駅間を細切れに歩いて、最終的な結果として東京にひとつの輪を作る。これです。
いまのところ私(おうる)は、ここ 10年ほどの期間を通じて以下を制覇済み。

とりあえず駅の脇を通過したり、駅を目視したものは「駅間踏破」に含めている。また、駅1 〜 A地点と駅2 〜 A地点を踏破したことがあれば、概ね 駅1 〜駅2 踏破と考えるものとする*2。当然ながら、徒歩以外の手段を用いた場合は踏破記録に含めない。
巣鴨駒込、池袋〜目白〜高田馬場、渋谷〜恵比寿、目黒〜五反田あたりはありそうで無い。そのつもりで取り組んでいるわけではなかったので、結構歩いていないものだ。半分ぐらい残っているだろうか。
これから涼しくなってゆくにつれて、歩くには好適な、長いシーズンに突入する。小雨ならぬれて歩くのもまたよし。冬場の夜は白い息を吐きながら歩くのがよい。勿論春の逍遥はこの上なく楽しい。

■ 後日追記

駒込巣鴨〜大塚 を踏破。これで 池袋〜品川 が繋がった。【20061210】
渋谷〜恵比寿〜目黒 を踏破。高田馬場〜目黒 が繋がる。【20070120】

*1:上野 - 田端の各駅間踏破は 2006/09/07 に追加実施。田端から上野への踏破は 2006/09/05 に済み。

*2:ただし A地点=居住地の場合は除く。トレイルが重要なのである。

トウキョウ・ワンダラーのための Lifehacks

ただ単に Lifehacks と言いたいだけなのであるが。

● デジカメや携帯で写真を撮ろう。

別に撮れてなくてもいいし、意味無さげなショットでもよい。これにより、時刻が Fix される。うまくすれば時刻と地点の複合情報が固定できる。であるからして、特にスタート(開始)地点とゴール(終了)地点で撮影をしよう。(ただし、デジカメあるいは携帯の内蔵時計は事前に合わせておくこと。)

● 休憩はコンビニかファミレスで。

休憩は大切。タイムトライアルを兼ねている場合以外はこまめにコンビニに寄るといい。夏や冬などは冷暖房完備の場所でコンディションを整えるという意味合いもある。ミニストップのように座って休めるコンビニは重宝する。そしてコンビニの場合はチロルチョコ 1個でもいいので買い物をしよう。重要なのがレシート。これは捨てずに持って帰ること。言うまでもないが、時刻と場所のピンポイント情報になる。現在地がわからなくても、あとでレシート記載の店名から検索できる。(撮影して捨ててしまっても勿論よい。)

● でもってやっぱり地図は見よう。

いくら携帯のウォーキングナビが便利だったとしても、である。ときどき広範囲の地図を眺めて、考える。これが醍醐味のひとつである。思わぬ発見があるかもしれない。そのためには情報が多く載っている地図のほうがいいかもしれない。それは、国語辞典をぱらぱらとめくる楽しさに近いかもしれない。
街中の案内地図もよい情報源である。大いに活用しよう。

● 記録とか無理して取ろうと思わなくてよい。

だって、行こうと思ったらいつだって再訪できるのである。これが都市徘徊のメリット。というか、気に入ったら何度でも行けばいいじゃん。
世紀の大発見は無いかもしれないが、個人的新発見は、し放題。しかも、利用可能な情報が多い。センスひとつでいろんな味わいかたができるのだ。



というわけで、明日の帰りは、ひと駅あるいてみよう*1。…いや、最初は同じ駅に戻ったっていいのだ(駅をひとまわりするだけでもなにかあるかもしれない)。まずはその改札を出ることから始まる。

*1:…と思ったら台風が来るらしい。orz