百日紅

owl2006-09-04

街中で見かける多くは桃色、若しくは純白。しかしその樹はまさしく「紅」と呼ぶにふさわしい色の花をつけていた。
残念ながら、写真では、その色を表現できなかった。
こういう場合の写真は「それらしく撮れ」ていても意味がないし、「限りなく鮮明に撮れ」ていてもしょうがない。「あるがままをリアルに撮れ」ていても物足りない。私の見た色は、ここには写っていないのだ。でも、私の見た色を表現できている写真はありえるわけで、それを撮れるひとはいるはずなのだ。それを撮る表現技術もあるはずなのだ。

><