死相

数日前のことだが、小田急線に乗っていたら、少し離れたところに座っている男性の顔色が異常なほどの緑色をしていた。青とか蒼とかそんなようなものではない。灰色とか黒とかそういうのも越えている。まさに緑、苔色とでもいおうか。一瞬わが目を疑い(ほんとうの意味で目を疑い)、もういちど見直してみると、なんというか先程直前に見たほど「緑色」には見えない。なんだったんだ。
あの人はたぶん、1週間以内に死ぬな。(余計なお世話にも程があるけど)
自分の顔色は、他の人からどう見えているのだろうか?