本日の短縮JAN

owl2004-07-19

ここまでくると我ながらアレだ。(どれだよ)

食べ応えのある Pinky 、といった感じでなかなかよい。容器はアフターユースを意識している。外寸で W60×D40×H18 (おおよそ)。なるほど、この小さい容器にいろいろ書き込みたければ必然的にバーコードのスペースは制限される道理。
短縮JANのメリット:暗記が可能。(メリットかどうかは不明だが)…というのも、人間の記憶能力に関するデータで「マジックナンバー 7±2」というのがあるようで、個人差こそあれ 13桁を記憶するのは特殊技術なくしては不可能、しかし 8桁なら通常の能力範囲で充分に可能。しかも JANコードの場合は、最初の 2桁は日本製品に限れば 45 か 49 に決まっているし、末尾の 1桁はあとで計算が可能。つまり 6桁覚えればなんとかなる。暗記が苦手な人でも 6桁の数値 1個ならほとんど覚えられる。
覚えてどうしよう、というのはよく知らないのだが。
でもって恒例、はてなダイアリーへの要望短縮JANへの対応を希望しております。

あ…えと、視聴価値無し。

因みに↑このリンク先も飛ぶ必要まったくなし。いちいちその詳細を書くのも面倒だったので最低限の情報としてマークアップした以上の意味はない。
この番組を作ったひとって不条理とかシュールってようなものをなんか勘違いしてるのではなかろうか。

駄楽器と僕

私(おうる)の母親はあらゆる意味で「音痴」であった。音感もリズム感も皆無だった。そんな母親の血を半分受け継いだおかげで、私(おうる)も音痴である。しかも、幼少の頃に音楽的教育を全く受けなかった。貧しかった、ということと、母親が音痴ゆえ音楽教育に対する理解が皆無だったことがその理由だ。(加えて私は小さい頃から母親に「声がうるさい」「やかましい」「静かにしろ」「小さい声で喋れ」…と言われ続けていたらしい(どうやら「言われただけ」ではないらしい)。私自身はそのことをほとんど覚えていない(記憶の底に封じてしまっている)のだが、あとで聞いた事実からしてこれは確かなようである。特殊な「通る声」を持つ私(おうる)の喋りがヒステリーの母親には耳障りだったのだろう。)
そんなわけで私(おうる)は「自分の中の音楽」について一生苦しむことになる。
高校 1年のとき、音楽の授業で「ドレーク・テスト」というのをやらされたことがあった。私(おうる)の結果は、音感リズム感ともに「A」ランク(=音大生レベルらしい)。同じクラスで同じ合唱部の同じパートに属する音楽的にも頭脳的にもエリートであった友人より、私(おうる)のほうが成績が上であったことが、私(おうる)にとって限りない喜びであった。
現実問題としては、しかし、そんなことはなんの解決をももたらさない。
内的にいくら優れた音感を有していたとしても、それを出力する術を一切持たなければ、なんの意味もないのだ。それは最早ある種の呪いのようだった。
勿論、小さい頃無理矢理ピアノ(などの楽器)をやらされて音楽が嫌いになってしまったなんて話もよく聞くから、どっちがよかったかどうかなんて結果論に終始するだけかもしれない。だとしても私(おうる)は、この腹の中で鳴っている、鳴り続けているそれを自分の外へと出せないこと、無理矢理出したものがそれと全然違う貧相なごみであることに、絶望的な苛立ちを覚えるのである。
そこに重たい変梃な蓋をした奴を、焼き殺してやりたい。